『もしも、『美容師』になりきってた演技派俳優が、ある日突然親と彼女と友達と上司のおかげでもうひとりの自分を見つけて世界を幸せの輪で埋め尽す』話

 僕が美容師を始めたきっかけは、『うまく話せるようになりたい』から

 

 

でした。

 

小学校から

友達との会話も上手く話せず、友達の話にもついて行けず、このままじゃコミュニケーションが取れない

 

友達一人も出来ない

 

マジやばい

と心の中で思っていました。

 

 

 

 

 

 

中学一年生になったある日、

 

友達に誘われて

地元では有名な美容室に行くことに

 

毎回『床屋』

できっていた僕には

 

はじめての経験で

 

緊張と不安が

入り乱れまくりながらも

 

一歩踏みだすことに

 

 

 

 

 

するとそこには

いつも床屋で切っていた僕には想像も付かない

 

 

 

夢の世界が広がっていました・・・

 

 

 

オシャレな

内装

 

楽しそうな雰囲気

 

いい匂い

 

 

 

 

まさに異空間!

 

 

 

 

 

 

そして担当してくれた美容師さんが本当に素敵なお兄さん

 

 

 

『オシャレ』

『優しい』

『面白い』

『カッコ良い』

『喋るのがうますぎる!』

 

 

どれをとっても

これまた本当に素敵なお兄さん

 

 

これが『結婚したくない職業ベスト3、3Bの美容師なのか?!』

 

 

 

今の僕でもビックリするほど

 

素敵な方でした

 

 

そんな経験をして

 

自分なりに究極に考えた末、、、

 

あの美容師さんみたいに

 

『誰とでも仲良くできる自分』

 

を演じる事にしました。

 

 

 

不器用ながらも、全ての事に関して一生懸命

 

 

やりました

 

 

いつも『明るい自分』をつくり

誰とでも話せるように

 

 

『戦闘機並の勢い』をモットーに

 

 

 

生きてみました

 

 

 

そのお陰か、小学校から専門学校まで

 

 

仲が良い友達が死ぬほどたくさん出来ました

 

 

バカをしたり、頑張って勉強してみたり

一生懸命やってみたり、嘘付いてみたり

、怒られたり

 

 

誰とでも仲良くするのを

目指していたので

 

友だちと『喧嘩』する事は少なかったです。

 

 

 

 

 

毎日充実してるなー!

 

 

と思っていました

 

 

 

 

でも、

 

 

 

心の奥のどこかで

 

 

 

 

 

『あれ?、、、おれ仲良い友達は沢山居るけど、おれの本音を聞いてくれる友達っている?』

 

 

 

みんな親友みたいになんでも話せてすごく仲良しだけど

 

 

 

そう言えばおれはいないな

『親友』ってどうやって作るんだ? 

 

 

 

 

心の奥の奥にその疑問がずーーーっとありました・・・